ザ・ファブル The second contact の 第2話のネタバレです。表紙の絵が既に違和感ありまくりですが、長年の読者からすると、「あの佐藤が…」と涙が出てきます。
ファブルが手をつないでいるんです。

第2話の最初は、おっさんのしょうもない愚痴を聞く殺し屋から始まります。
ザ・ファブルの第一部の後半に出てきた、デブ眼鏡の殺し屋です。
外出自粛期間に家族にバイキン扱いされたおっさん。国の補助金の申請書が届いても、用紙の書き方すら理解できないダメな負け組です。
そんなくだらない負け犬の愚痴を、伝説の殺し屋グループの殺し屋の一人が涙を流しながら聞いているのです。
1時間1000円です!と言いながら、愚痴をひたすらに聞く。真面目な殺し屋の絵がシュールです。
あれ?第1話では佐藤も便利屋をやっていたような。
「2時間も延長されたな…愚痴を聞くだけってのもなかなかキツイもんあるな〜」とつぶやくあたり、佐藤よりは感情があるようです。
佐藤アキラを探すクロ
殺し屋の帰り道、佐藤アキラを探すチンピラに遭遇します。佐藤を探してるだと?なぜ?
「あのアホ!舎弟使って佐藤を捜してやがる!」
殺し屋は言います。
「俺もおまえも佐藤のおかげで命がある。佐藤の平穏な暮らしを陰ながら支えてやりてえ」
そう、このデブ眼鏡はザ・ファブル第一部の最後、佐藤のおかげで命拾いしているのです。その恩を感じているのです。
もうひとりのドレッドの殺し屋は訪ねます。
「組織の俺達みたいな奴らってどうしてんだろ」
「毎日が平和するぎると気になるんだよ。こうして暮らせてるのが気持ち悪いんだよ」
どうも殺し屋たちは違和感を感じているようです。まだ平和ボケできていないようで。
元カレのストーカーから女を守る佐藤
そして場面は変わり、出ました!佐藤です!殺し屋集団ファブルの最高傑作は、殺し屋を引退した今、便利屋として働いています。
レンタルおっちゃんとして、ストーカーから守って欲しいと言われているのです。完璧でしょう。守りすぎて殺してしまうかもしれません。
女いわく、暗い公園を突っ切ると家まで15分とのこと。暗い公園を通るのが怖いんだそうです。
佐藤が護衛して、家まで送り届けました。しかし女には「弱そう」と思われたらしく、「次はもっと強そうな人に頼むから」と言われて一期一会にされてしまいます。
一期一会の男です。
第1話でボコったチンピラに復讐されるクロ
大好きな佐藤を追いかけるクロ。
夜道を歩いていたら、チンピラに武器でボコられます。第1話でクロがボコった奴らです。不意打ちで復讐にきたようです。
二人がかり、武器でボコボコにされます。
そこに通りかかった女の姿が。ヨウコです。佐藤のペア。美人で酒癖の悪いヨウコです。
「ちょっと…何してるの?」

クロは思わず涙を流します。
「姉さん…」
ここで第2話は終了。おそらく第3話はヨウコがチンピラをボコボコにするところから始まるのでしょう。瞬殺は確定しているので、何コマでチンピラを沈めるかの問題ですね。大きなコマを使ってぶっ倒すか、さくっと倒すかは見ものです。
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第1話の記事はこちらです。帰ってきたファブル感が満載です。
第3話と第4話はこちらです。